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古典にブリッジを学ぶ その3

万葉集から「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の衣ほすてふ 天の香久山」持統天皇(698?) 16HCPバランスハンド(メジャーに4枚スーツあり)で春気分で1NTオープンしたら、パートナーが4NT(16HCP以上の定量)これは真夏か?その気になって6NTビッド。途端にダブルをかけられた。オープニングリードからダミーが開くまでの間の長いこと。 百人一首から「心あてに 折らば折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花」凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)(859~925) オポーネントの切り札の分かれが2-3と推測してさらにQ(白菊)がどちらにあるか、全く気配が不明、えーいままよ、A,Kと叩くことにした。 松尾芭蕉(1644~1694)「荒海や 佐渡に横とう 天の川」 競り合いのビッデング、荒れに荒れ5マイナーで競り勝った。気持ちは2ダウン覚悟であったが、ひょっとすると3ダウンかと真っ暗。ダミーが開くとそこには絶好のA2枚が天の川のように輝いていた。

古典にブリッジを学ぶ その2

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万葉集から「あかねさす紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」額田王(668) 颯爽と4NTとエースアスキングする貴方にパートナーが「オポーネントがダブルをかけようとしていますよ。大丈夫!!」と言わんばかりの5Cの返答。 百人一首から「由良のと(門)を渡る船人 梶(かじ)を絶え 行方も知らぬ 恋の道かな」曽禰(そね)好忠(985)。 流れの速い由良川(厳しく強いオポーネント)相手にストッパーが1枚しかないスーツが二つもあるのに2NTできまった。オープニングリードで一つスットパーが使えないと推測された。ダブルはかけられなかったものの、バルである。あーあ、どうなることやら。 小林一茶(1763~1828)「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」 初っ端に2Sのウイークビッド。雀の子(10点越えの5枚スーツ)では、お馬(2S)を相手には出来ない。唯一。2Sのパートナーが変えてくれないかと願うばかりです。 (タツ)

古典にブリッジを学ぶ その1

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 万葉集から「白金(しろがね)も金(おくがね)も玉もなにせむに、勝れる宝、子にしかめやも」山上憶良(660~733)。 スーツビッドで大切なのはQ、K、そしてAでもなく枚数だ。たとえ2から9まででも8枚そろえば勝れる宝 百人一首から「忘らるる身をば思はず誓ひてし、人の命の惜しくもあるかな」右近(966) 3NTをスットパーも充分に確認しないまま、宣言し、ズルズルと5ダウンした時、パートナーの視線は正しく……。 与謝蕪村(1716~1784)「菜の花や 月は東に 日は西に」 月はQ、日は別のスーツのKで両方をフィネスしようとノースポジションのデクレアラーがビッド経過とオープンリードなどから目安が立ち成功したときの長閑な気分を歌った。 (タツ)

私の独り言

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 TVで野球を見ていた時 応援しているチームの選手が3塁に飛んできたボールをまさかのトンネル それを見た解説者は「基本が大事ですよ」と・・・(本当に何やってるのー) あれ?どこかで聞いた言葉 「基本が大事」ブリッジを習っている時に何度も感じたこと。 プロでも失敗するなら私が失敗しても仕方ないか  目が離せない見どころ。ピッチャーの心情はいかが? 満塁、あと一人を抑えたらこの回はチェンジ。 弱気な球を投げると「あー やっぱり打たれたー」 この球しかないと気迫のこもったボールを投げると、バッターは空振り三振、 やっぱり気合いは大事。  私がデクレアラーの時、フィネスをしなければゲームを落としてしまう。 だけど、これを外すともっとダウンしてしまう???頭の中で右往左往 弱気の虫が出てきて結局ダウン。ブリッジは気合いでいいのか?だけど、ここはという時は気合いも必要。 やっぱり自信を持つためには学びと経験が大事。 どんな時も私の頭の中はブリッジで一杯・・・ということにしておこう。 (ガーベラ)

ベストビッド&プレイ@火曜例会(2026.1.20)

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 この日の例会は、降雪にもかかわらず8テーブル32名の盛会、12ラウンド、24ボード。 トラベリングをチェックすると、単独トップボードが19件。その中で私の「独断と偏見アンテナ」に反応したのが1件、11番ボードの5番ペアです。 450点、他は200点以下ですから、ぶっちぎりのトップです。素晴らしい! まずハンドを見ていきましょう。NSの総HCPが11-11の22点、♠が5-4の9枚マッチです。当然3Sまでは必至でしょう。だが4Sに到達したのは3ペアのみ、さらにメイクしたのは5番ペアのみ。 何故5ペアは3Sでとまってしまったのか?スーツマッチしたあとのTP再評価が壁だったのだろうと思います。デクレアラーNのシングルトン1点、ダミーSのダブルトン1点、デクレアラー切り札5枚のレングス点1点を加えると合計3点が加算され、ゲームキーポイントのTP25点に到達するのですが。 そしてプレイの部、5ペアが9トリックにとどまっていますから、難しい手だったようです。結局ベストビッド、ベストプレイの両方を成し遂げたのは5番ペアのみ。というわけで今回のベストビッド&プレイ賞は5番ペアに捧げます。 (ポアロ) >5番ペアさん、実際のところどうだったのか、教えて頂けるとありがたいです。

ベストディフェンス@火曜例会(2026.1.13)の続き

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 片われさんから、#23ボードのビッドが実際にどうだったのか、お便りをいただきました。 ベストディフェンス@火曜例会(2026.1.13) の続きです。 -------------------------------------------------------------------------------- 6番ペアの片われです。 無謀なビッドで、首を縮めてかくれたいです。ビッドは下の表のようだったと思います。 1巡目でパートナーのNは6HCPなしが判明、Eの1Hオーバーコール。SはDのリビッド、WがEのHに上乗せの2Hの後に、パートナーが3Dを言ってくれたので5HCPぐらいでD3枚と思いました(これでNSは総HCP20点ぐらいある)。 Eが4Hにジャンプしたので点より枚数できたかと思い、お互いの持ち点はイーブン、そしてEWはHが沢山ある→パートナーはHが短いにちがいない。ここで決断、Sのシングルトン、ダブルトンも加味し、3ダウン覚悟で5Dをコールしました。(どうかダブルはかかりませんようにと祈りながら) 1ダウンですんだのはたまたまです。 (片われ) 以下ハンドとトラベリングを再掲。

ビディングカードのつまみ間違いは訂正できる

 以前「 ビディングカードを掴み間違える困った人 」という記事を載せました。この困った人は自分のことなのですが、過ちに気が付いた時何か言えばいいのに、「出してしまったのだからもう遅い、黙って堪えるしかない。」と今から思えば変な意地を張ってしまったのです。 ところが最近 JCBLハンドブック を何気なくめくっていると、これは大きな間違いであることが判明しました。以下該当部分を引用します。 プレイヤのためのルールガイド より (4)コールの言い直し(ブリッジの規則:第25条) ☆「考えていたこととは違うコール」をしたとき(第 25 条 A 項)は、次のプレイヤがコールした後であっても、パートナーがコールする前であれば、コールの言い直しができます。「1♡と言うつもりが、1♠と言ってしまった」場合やビディングカードのつまみ間違いがこれに当ります。この場合、「言い間違い」や「つまみ間違い」に気づいた理由に係わらず、パートナーがコールする前なら言い直しができます。 ☆考えを変える意識的なコールの言い直しはできません。 ☆ビディングボックス/シートの使用時も同じです。 つまり、過誤による「つまみ間違い」なら、パートナーがビディングカードを出す前なら訂正できるということですね。念のためディレクターにも確かめましたがいまさら何をと笑われました。皆さんには縁のない話でしょうが、知っておいて損はない知識なので恥を顧みずご紹介した次第です。 (ポアロ)