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7月, 2026の投稿を表示しています

ヤミ その① クヤミ(悔み)

 ヤミ その① クヤミ(悔み)  亡くなった方への哀悼の意、遺族への慰めの言葉、「重ね重ね」「再び」「浮かばれない」「迷う」は禁句となります。しかし、「悔み切れない」では「ああしていればと客観視する」となる。「それだけ大切にしてきた証拠」と捉えることができます。しかしどこかヤミが含まれます。  ブリッジでは「悔み切れない」ことばかりです。あまりにも多すぎてどれがどれやら、分からないこの頃です。「それって4枚でもいいんだ、だったけ?」「リバースは16から?」消極的になりかけるとスラムトライを逃す。つまりは正確に把握できていないことが露呈するのです。 悔やんでもしょうがないことを「 There’s   no use crying over spilt milk 」「覆水盆に返らず」と世界共通のようです。なんて言われてもね! (タツ)

教えてジェミー 上海のブリッジ事情

 教えてジェミー 上海のブリッジ事情 以前に、火曜例会に上海のブリッジインストラクターの方が参加されたことがありましたね。小学生に教えているということでしたが、全体像が知りたくなりジェミニに訊いてみました。国としてかなり本格的に取り組んでいるということですね。びっくりしました。 (ポアロ) -------------------------------------------------------------------- Q:上海で小学生にコントラクトブリッジを教えているという情報を、当のコントラクトブリッジインストラクターから聞きました。正規授業に組み込まれているのか、それとも余技としてのレッスンなのか、その辺の事情を教えて下さい。 ジェミー:中国(特に上海などの大都市)において、小学生がコントラクトブリッジを学んでいるというのは非常にリアルで、かつ現在進行形で拡大している情報です。 そのカリキュラムへの組み込み方や位置づけについて、現地の教育事情を踏まえて解説します。結論から言うと、「基本的には放課後の選択授業や余技(クラブ活動)だが、一部の重点校や実験校では“正規の校本課程(学校独自カリキュラム)”として組み込まれている」というのが正確な実態です。 具体的な背景と事情は以下の通りです。 1. 「課後服務(アフタースクール)」としての爆発的普及 中国では数年前に出された「双減政策(宿題と塾の負担を減らす政策)」以降、公立小学校の放課後に「課後服務」という2時間ほどの課外活動時間が義務付けられました。 塾に行けなくなった子供たちに、学校内で質の高い情操教育やスポーツ、知育ゲームを提供する必要が生じたため、ここでコントラクトブリッジ(中国語で「橋牌」)が格好のコンテンツとして採用されています。 インストラクターが学校に派遣されるレッスンの多くは、この放課後の「クラブ活動(社団活動)」や「選修課(選択授業)」の枠組みです。 2. 一部学校での「正規授業(校本課程)」への組み込み 中国の小学校のカリキュラムには、国が定める共通授業のほかに、各学校が独自に設定できる「校本課程」という枠があります。 上海のいくつかの「知育・数学教育」に力を入れている重点小学校や私立学校では、 週に1コマ、学年全員が受ける正規授業 としてブリッジを取り入れているケースがあります。...

教えてジェミー コントラクトブリッジとは その10 ナブラチロワ

 教えてジェミー コントラクトブリッジとは その10 ナブラチロワ 今回はテニスのナブラチロワです。テニスとブリッジ、意外な組み合わせですが彼女にとっては対をなすものだったようです。 ハードスケジュールの中で、どうやってブリッジのスキルを身に着けたのか?という疑問が湧いて追加質問したところ、 「ナブラチロワは1975年、18歳のときに当時のチェコスロバキアからアメリカへ亡命しました。若くして祖国を離れ、家族とも会えず、英語もまだ完璧ではないなかで、彼女は孤独なツアー生活を送ることになります。 当時のテニスツアーは、現在のようにインターネットもスマートフォンもない時代です。試合が終わったあとのホテルの部屋や、次の開催地への長い飛行機・電車の移動時間をどう潰すかは、選手たち共通の課題でした。そこで彼女が手を出したのが、他のテニス選手たちがロビーや部屋で熱中していたトランプ(ブリッジ)でした。」という回答でした。「テニスコーチであったマイク・エステップ(Mike Estep)とその妻からルールを教わったことでブリッジに熱中するようになりました」ともあります。 テニス仲間からの手荒い洗礼を受けながら実戦の中でブリッジの腕を磨いていった。同時にブリッジは彼女の孤独を癒すものでもあったのですね。 (ポアロ) -------------------------------------------------------------- Q:テニスのナブラチロワがコントラクトブリッジについて語った言葉を教えて ジェミー: テニス界の伝説的な女王であり、歴史上最も偉大なアスリートの一人であるマルチナ・ナブラチロワ(Martina Navratilova, 1956–)も、実は大のコントラクトブリッジ愛好家です。 彼女は、テニスという過酷なスポーツで頂点を極めた自身の経験と照らし合わせながら、ブリッジの持つ独特な魅力や人生における意義について、非常に印象的な言葉を残しています。 マルチナ・ナブラチロワの言葉 1. 「テニスと同じ。いや、それ以上の情熱が必要」 「どんなに素晴らしい手札(運)が配られても、それをどうプレイするかという『技術』がなければ意味がありません。ブリッジはテニスと全く同じ。常に戦略を練り、一瞬の隙を見逃さない集中力と情熱が必要なのです」 彼女はブリッジを単なる...

ネット鉱山 日本語吹き替えYouTubeブリッジ動画

 ブリッジの英語動画コンテンツの質、量は、日本語ものをはるかに凌駕しています。スキルアップに役立ちそうと思っても、何しろ英語だからハードルが高い。しかし最近のIT技術の進歩により、YouTubeでは自動翻訳機能が提供されている由。試してみると使えるヤツでした! まず試しに「The Bridge Teachers」チャネルのコンテンツ、 Count the hand 7.20.26 を開きましょう。 次にYouTube画面でカーソルを下に移動させ、メニューを出して以下の操作により、英語から日本語への自動翻訳機能をONにします。:   設定(歯車マーク)-音声トラック-オートダビング-日本語 この操作で日本語音声が出たら設定完了です。 残念ながら、全てのコンテンツがこの機能に対応しているわけではありませんし、そのYoutubeチャネルが対応していたとしても、その中の古いコンテンツはNGということもあるので要注意。 以下のチャネルは少なくとも新しいものは日本語OKを確認すみです。とりあえずお試しあれ。 The Bridge Teachers  https://www.youtube.com/@thebridgeteachers Learn Bridge Online  https://www.youtube.com/@LearnBridgeOnline Learn Modern Bridge  https://www.youtube.com/@learnmodernbridge101 Bridge Lesson  https://www.youtube.com/@bridgelesson コンテンツの内容はまだ精査していませんので、本当に良いものかどうかは不明です。試してみた方は率直な感想をコメント欄で寄せていただけると助かるう~。 ポアロ

手指と頭を同時に使うその④ 麻雀

 手指と頭を同時に使うその④ 麻雀  34種類 × 4牌を概ね4人で行う競技。パートナーはいませんが、暗黙の了解というのがあり。一人勝ちしている状況では、他の3人は協力体制となります。 誰でもツキと運があれば勝てる競技です。運の良い代表格が天和(てんほう、親が最初の配牌であがっている状態で役満)、確率として33万分の1(これはミニロトの1等より低い)です。 ブリッジで、その日はビッドもうまくいったし、プレイもそこそこで、結果もプラスが多く終了したので喜んでいたが。それにも関わらず入賞はならず!。トラベリングを見ると、他のペアの方々はもうちょっと良かったのです。なんとも恐ろしい競技です。 そもそも、手指と頭を同時に使うと、脳の発達にも効果あり、認知症の予防にも繋がるとされていますが。ブリッジでは、さらにパートナーシップも大切とされ、気も使うことが要求されます。多分他の競技より健康寿命は長いのではないでしょうか? (タツ)

手指と頭を同時に使う その③ 将棋

手指と頭を同時に使う その③ 将棋  相手の王様を取れば勝ち、解り易い。インドで発生した同じ競技はシルクロードを通って西へ渡りチェスとなった。最初の作戦が成功し、さらに圧倒的な利益を得て、我が王は安全そうだし突き進んでいく決断した、だが将棋は逆転のゲームです。勝つまでは、勝ちではないシビアな競技です。  ブリッジでは1 NT のゲーム、(1 NT は1ダウンといわれるくらい)ダミーがオープンしてウィナーを数えると足りない、ホールドアップ・フィネス・エスタブリシュと知っている文言は浮かんでくるものの、念仏と違って文言をブツブツ言っても助けてはくれません。さらにオポーネントの顔色位あてにならないものはありません。 なにせ1 NT 以外はパスだけなのですから唯一の情報はオープンリードだけ、それが♢8とは何?(フォースベストが常識か、エース下もありか?)。  そして最後の1トリックまで勝敗は決まらず、各スーツ枚数状態も読み切れず。どのペアも悩んでいる筈ですが、決断の違いは結果として大きく異なります。 (タツ)

手指と頭を同時に使う その② 囲碁

手指と頭を同時に使う その② 囲碁  19 × 19のマス目に黒と白の石を互いに打ち合い、総合の陣地の広いほうが勝ちとい。うゲーム、黒からうち始めるので黒が勝ちやすく、そこでハンディキャップとして6目と」半分を白に差し出す。黒は7目以上差をつけなければ勝てない。石を軽そうですが一回で100個は打つので結構なものです。布石から始まってヨセまで気が抜けません。現在では石の働きの効率が求められています。優勢を築き上げること、これを維持すること、劣勢と判断すると勝負手を打つことと異なる対応と精神力が問われます。  ブリッジではマイナースーツによるゲームビッドは難しいところです。☆3 NT のほうが良かっただろうかとか、☆28点しかないけど止めようか・やろうかとか、☆32点はありそうだけどスラムトライはどうだろうとか、★酷いのになるとオポーネントのミスを考える。 (タツ)

手指と頭を同時に使う その① ジグソーパズル

 手指と頭を同時に使う その① ジグソーパズル  世界大会もあり、個人戦・ペア戦・チーム戦(4人)とあります。個人戦では、500ピースを1時間で完成するそうです。色と形で仕分けするのが基本ですが、直観力も重要です。趣味でゆっくり時間制限なしでやるとリラックス効果もあり、絶対に正解があり完成できるはずなのですが。時として自然の風景や絵画などでは、よく起こる思わぬこと(例えば一面の緑の草原に赤い色の1ピースが入る)が起きます。その対処の方法として違うそれらしいピースをちょっと無理に入れておく(何故か入ってしまう)もう1つ余るピースも余った場所に埋め込む(これもまた入ってしまう)当人は満足しているので見た人はケチをつけるべきではないのですが、子供ないし無邪気な人は指摘します。  ブリッジでは二人足して37 HCP を越え、ブラックウッドでエースもキングもフル満タン。気持ちよく7 NT をビッドしてプレイも順調、先も見えたので残り5トリックでクレーム説明したが勘違いを言ってしまいアウト。当然指摘を受けダウン。 厳しい?当たり前? (タツ)

ジェミーに騙された話 AIの嘘

ジェミーに騙された話 AIの嘘 気をつけていたのにAIの嘘に引っかかってしまった。猛反省と共に読者の皆様に深くお詫びします。 有馬稲子の項で、宇野千代がブリッジ愛好家というエピソードを紹介しましたが、事実を確認することが出来ませんでした。宇野千代が実際に愛好していたのは麻雀でした。ジェミーの回答を鵜吞みにして、ファクトチェックを怠った私が愚かでした。 有馬稲子がブリッジ愛好家というのは確かな話で、ファクトチェックはすんでいます。その中で出てきたサイドエピソードなのでついうっかり見過ごしてしまいました。 これはいわゆる AIのハルシネーション(Hallucination:幻覚) という現象で、良く知られています。 AIは人間のように「間違えて恥ずかしい」という感情を持たないため、平然と、かつ非常に自然な文章で嘘をつくのが特徴です。 AIは「確率」で文章を作っているだけだから「前の言葉に続く、確率的に最も自然な言葉を予測して繋げている」だけです。そのため、事実かどうかよりも「文章として綺麗で説得力があるか」が優先されてしまいます。 質問者の質問履歴から質問者が期待しているような答えに行きつく、つまり質問者に迎合する傾向があるということでもありますね。 騙されないための対策としては、ファクトチェック、いわゆる裏を取るということと、指示を出す際に「事実のみを答えてください。分からない場合は正直に『分からない』と答えてください」とあらかじめ制約をつけるということが推奨されています。 下のQ/Aは、まさしくAIの嘘の例です。参考のため恥を顧みずに出しておきます。新しい記事にするためにQ/Aしたもので、事実ですか?と追加質問しなければ、見事にやられるところでした。AIは便利で今の時代は付き合わざるを得ないのですが、騙されないための備えも必要ですというお話でした。 なお件の記事の中で宇野千代に関する記述と、関連してお寄せ頂いたコメントは誤解を避けるため勝手ながら既に削除いたしました。誠に申し訳ありませんでした。 (ポアロ) --------------------------- - 以下はAIの嘘です。事実ではありません。 ----------------------------- Q:宇野千代がコントラクトブリッジについて語った言葉を教えて ジェミー: 大正から平成にかけて活躍し...

教えてジェミー コントラクトブリッジとは その9 オマル・シャリフ

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 教えてジェミー コントラクトブリッジとは その9 オマル・シャリフ 今回は異色の国際的映画スター、オマル・シャリフです。懐かしいなあ、この名前を聞くとアラビアのロレンス序曲やララのテーマが頭の中で鳴り響きます。 スターとカードゲームの組み合わせは、ベン・アフレックのポーカーに対するオマル・シャリフのブリッジってところでしょうか。 ところで挿絵はある映画をモチーフにしています。一発で当てる人はかなりの昭和の洋画マニアです。コメント欄でチャレンジしてみて下さい。 オマル・シャリフのレッスンYouTube動画( Play bridge with Omar Sharif ) (ポアロ) ------------------------------------------------------------------------------------------ Q:オマル・シャリフがコントラクトブリッジについて語った言葉とエピソードを教えて ジェミー: 映画『アラビアのロレンス』や『ドクトル・ジバゴ』で世界的な大スターとなったオマル・シャリフ(1932–2015)は、ハリウッドのキャリアを凌駕するほどの「ブリッジ狂」として有名です。 世界トップクラスの腕前(ライフマスター)を持ち、国際大会の常連であり、新聞のブリッジコラムを長年連載していた彼が残した、強烈な言葉と破天荒なエピソードをご紹介します。 オマル・シャリフの言葉 1. 「映画はただの仕事だが、ブリッジは私の情熱だ」 「私にとって、映画の撮影はブリッジをするための『資金稼ぎ』に過ぎなかった。私の本当の人生は、ブリッジのテーブルの上にこそあったのだ」 彼は本気で「俳優業は趣味(あるいは生活費稼ぎ)で、ブリッジこそが本業」だと考えていました。映画のオファーが来ても、撮影スケジュールが重要なブリッジの大会と重なっていると、あっさりと役を断ることも日常茶飯事だったと言われています。 2. 「カードを持った瞬間、私は自由になる」 「演技をしているとき、私は監督の操り人形であり、他人の書いたセリフを喋るロボットだ。しかし、ブリッジのテーブルでは私が王であり、すべての決断と責任は私だけのものだ。そこに本物の自由がある」 華やかなハリウッドの虚飾や、常に他人の目に晒されるスターの重圧から逃れ、「純粋な知性と論理だけで勝...

川柳もどき短歌もどき

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 川柳もどき短歌もどき 複雑な ビット重ねて スラムかな (ブリッジしない人は何の事だか分からない句だろうな) ゲーム後の ハンドレコード 眺むるに ダウンの理由が 全く分からず (このハンドではダウンする方が難しいよな なんでだろうなんでだろう♬)     (Y生)

空に旅立ったレジェンド 追悼H・Tさん

  空に旅立ったレジェンド 札幌 Bridge Club の皆様  長い間お付き合いをいただき、ありがとうございました。 若い頃から Bridge については聴いていましたが、本格的にお習いしたのは北海道新聞の講習会「島川教室」で、 75 歳の時でした。  同期のお仲間数人が一緒にクラブに入れていただき、当時の先輩たちがとても親切に教えて下さいました。 でも私は、敵をも欺く迷 Bid や Game に誘われていないのについて行ったりの日々でした。 寛容と忍耐と優しさもおありの、 My   Dear Partner ( N 氏)に多大のご迷惑をお掛けしつつ何とか続けられました。カードを開くときのワクワク、ドキドキが 1 番でした。 私の人生の最後にこんな楽しい時があり幸せでした。 カードを 1 セット持って旅に出ます。また遊んでください。 本当に心からの御礼を申し上げます。さようなら。 H ・ T 2022 年の誕生日に ----------------------------------------------------------------- この素敵な文章は、先にブログで紹介した我がクラブのレジェンドH嬢が、クラブ宛に書いてくださったお手紙です。 90 歳のお誕生日に自分の身の処し方を改めて考え、様々な事を家族に書き残した中にあったお手紙の一つです。 5 月末に倒れられ、 7 月 9 日にカードをしっかり手に持って空に旅立たれました。  たくさんの共に過ごした時間、語り合った事がこれから折に触れて思い出されることでしょう。本当に素晴らしい人生の先輩と過ごせた幸せ。多くのクラブ会員の胸に残って行くことと思います。  私たちこそ、心からの御礼を申し上げます。さよならは言いません。また Bridge しましょうね。                                      ボンド ------------------------------------------------------------------- 札幌ブリッジクラブのレジェンド達~その1(前編) 札幌ブリッジクラブのレジェンド達~その1(後編) H・Tさんのブリッジ川柳

痛み その④ 失恋

  痛み その④ 失恋 ここまでで一番、死の危険性を伴う痛みです。「死ぬより辛い」とも評されるくらいです。この痛みを知らずに生涯を過ごす方々は、ラッキーでハッピーなのでしょう。しかし文学の半分も理解出来ずに終わってしまうのは寂しいこととも言えます。 才能はないのですが、経験の多い身ですので、スナックのカラオケなどで点数は出ないのに褒められことがあります。 ブリッジでの憧れはスモールスラムトライ。パートナーに迷惑をかけながら、さらにパートナーがディクレアラーなるにも関わらず、トライすることは止められません。失敗しても失敗しても、想いを遂げたいのです。 (タツ)

痛み その③ 風邪

  痛み その③ 風邪 インフルエンザは予防接種を受けてでもかかりたくはありません。 ただの風邪は1年に5~6回は普通に罹るそうです。この場合、感染源が大事になります。佳き人と親しく過ごした後や、良き仲間と楽しく過ごした後の2日目ぐらいから何故か熱っぽくなり咳きこむようになり風邪かとなると。何かしら共有した気持ちになってしまいます。 会議や混んだ電車で長時間過ごした後の風邪はただただ嫌なだけ、優しい看病も期待できない立場では、薬と寝るだけです。 ブリッジの会では、マスクを常用される方もいらっしゃるくらい感染に気を配られており、皆様、症状がある時は勿論、ありそうな時も欠席するよう心掛けています。ある意味素敵なことなのですが、野蛮な私としては、感染しても構わないような方々が多いのでちょっとだけ寂しい気持ちもします。 (タツ)

痛み その②  虫歯

  痛み その②  虫歯 とてもとても痛く、これを治して頂けたなら、歯医者さんへの感謝は勿論、毎晩の歯磨きも絶対欠かさないと誓うのです。しかし、痛みが取れて10日も過ぎ、友の誘いに気持ちよく過ごし過ぎ、そのまま就寝。そんなこんなで再発、再度激痛。けっして、けっして繰り返さないと誓い歯医者さんを出ます。しかし、しかしの繰り返しで、気づいたボロボロでした。経験のない方々には分からないでしょうが、羨ましいかぎりです。 ブリッジでは、スラムトライをすべきか、ゲームを狙うか、パートスコアに止まるか、デフェンダーに回るか、さらにペナルティダブルをかけるべきか等々。無理し過ぎたり、臆病だったり、あとで思うと「何で」となる痛い失敗は激痛となって襲ってくるのです。二度と同じ失敗はしたくはないのですが、多分こちらもボロボロになりそうです。 (タツ)

痛み  その① 棘

 痛み  その① 棘 ごく小さく細い棘に刺さったら、不快感はあって抜きたい気持ちはあるんだけど他に用事もあって放っておいてしまうことがあります。子どもの頃はなかったでしょうが、化膿して来てやっと場所が判明し処置できます。大きな棘では即座に対応します ブリッジでは結果み繋がるビッデイングの失敗やプレイのミスは大きな棘となって「繰り返さないように」と教えてくれます。 しかし、即結果に繋がらない、ひょっとしたら一生繋がらない、作法やマナーの失敗さらに失宣(しつぎ)は、言われないと気付かない、又は言われても直せない棘と思われます。他人の失敗を身近に感じて早めに直せる方々は幸いです。大きな化膿巣となると「なぜか分からないけど、パートナーを組んで貰い難い」状態が生涯続くかも。 (タツ)

教えてジェミー コントラクトブリッジとは その7 大江健三郎

その6 から続く  教えてジェミー コントラクトブリッジとは その7 大江健三郎 今回は、有馬稲子つながりでノーベル賞作家の大江健三郎を採りあげます。二人はブリッジ仲間として親交がありました。相当なブリッジ愛好家だったようです。 (ポアロ) その8へ続く --------------------------------------------------------------------------------- Q:大江健三郎がコントラクトブリッジについて語った言葉を教えて ジェミー: ノーベル賞作家である大江健三郎は、その文学作品やエッセイ、インタビューにおいて、 コントラクトブリッジというゲームの持つ「構造」や「人間関係のあり方」について、非常に知的で洞察に満ちた言葉 を残しています。 大江自身、若き日からブリッジに親しみ、自宅に友人たちを招いて定期的にブリッジのゲームを開くほどの熱心なプレイヤーでもありました。彼がこのゲームについて語った代表的な視点や言葉をご紹介します。 1. 「ブリッジは、言葉を使わない最も深いコミュニケーションである」 大江文学の根底には常に「他者とどう言葉を交わし、理解し合うか」というテーマがありますが、彼はブリッジの ビッディング(入札)のプロセス に、その究極の形を見ていました。 「ブリッジのビッディングとは、限られた人工的な記号(パス、ダブル、スートの名前と数字)だけを使って、パートナーと互いの手の内を教え合う高度な対話である。そこには、日常の曖昧な言葉を超えた、純粋で濃密なコミュニケーションの喜びがある」 (※彼のエッセイ等に漂う思想の要約) 嘘をつくことがルール違反(サイキック・ビッドなどの例外を除き、システムに則る必要があるため)とされるブリッジにおいて、パートナーを信頼し、限られた符号だけで正確に意思を通じ合わせるプロセスを、大江は「最も誠実な対話のモデル」として高く評価していました。 2. 小説『同時代ゲーム』やエッセイにみる「世界の縮図」としてのブリッジ 大江健三郎は、4人のプレイヤーがテーブルを囲み、52枚のカードが織りなす無限の組み合わせに挑むブリッジの空間を、「世界の縮図」 あるいは 「神話的な構造」として捉えていました。 彼の代表作『同時代ゲーム』や様々な時評エッセイの周辺でも、ブリッジに対する次...

教えてジェミー コントラクトブリッジとは その6 有馬稲子

  その5 から続く 教えてジェミー コントラクトブリッジとは その6 有馬稲子 今回は、女優の有馬稲子さんを採りあげます。有馬稲子が日経新聞の私の履歴書で書いた「高齢者が集うマンション内のサークルで定期的にブリッジを楽しんでいる」という一節が気になってジェミーに訊いてみました。本当にブリッジが好きなんですね。 (ポアロ) その7 へ続く --------------------------------------------------------------------------- Q:有馬稲子がコントラクトブリッジについて語った言葉を教えて ジェミー: 日本映画の黄金期を支え、今なお現役のレジェンド女優である有馬稲子さんは、芸能界きってのコントラクトブリッジの達人(名人)として非常に有名です。 彼女はブリッジにまつわるエッセイやインタビュー、著書の中で、このゲームの魅力や人生との共通点を数多く語っています。彼女がブリッジについて語った、印象的な言葉や思想をご紹介します。 1. 「ブリッジは私の人生そのもの。あるいは、人生以上のもの」 有馬さんは、50代のときに共通の友人(のちのブリッジのパートナー)に誘われたのをきっかけに本格的にブリッジを始めました。それ以来、国内外の大会に出場し、日本コントラクトブリッジ連盟(JCBL)の会員としても深く関わってきました。 彼女は、ブリッジが単なる娯楽や趣味の域を超え、自身の生きがいになっていることを次のように語っています。 「セリフを覚えることと、ブリッジのカードを数えることは、私の脳の最高のアンチエイジング。ブリッジに出会わなければ、私の後半生の輝きは半分以下だったかもしれません」 女優という孤独でプレッシャーのかかる仕事の一方で、ブリッジのテーブルに向かう時間は、純粋に知性と論理の勝負に没頭できる至福の時間だったと振り返っています。 2. 「パートナーを責めない。それがブリッジの、そして人生の品格」 コントラクトブリッジは、ペア(パートナーシップ)で戦うゲームです。自分がどれだけ完璧にプレイしても、パートナーのミスで負けることもあれば、その逆もあります。有馬さんは、この「パートナーシップ」にこそ、人間の本質が出ると語っています。 「ブリッジをしていると、その人の『人間性』がすべてカードに出てしまいます。上手く...

聞きなし(左脳で聞く鳥の声)その④ イカル(斑鳩)

 聞きなし(左脳で聞く鳥の声)その④ イカル(斑鳩)  イカル(斑鳩)はいろいろあります。「月日星、蓑笠着、お菊二十四、お菊二十一」黄色の嘴で、硬い木の実など砕いて食べます。昔は奈良の斑鳩のさとに沢山いたことから名づけられたとの説もあり。  ブリッジでは 2NT がイカルのようにいろいろな鳴き方をしてくれます。どれがどれだった?メジャースーツオープンに 2NT のレスポンスは「ジャコビー・ジャコビー」、オポーネントの1の代のオープンに 2NT のオーバーコールは「アンユージュアル・アンユージュアル」マイナースーツオープンに直接2 NT (13~15p)は「フォーシング」また別の新スーツビッド後の 2NT へのジャンプ「10から12p」その他、「ナチュラル・ナチュラル」もあり。硬い・固い・堅い殻(ブリッジ語)を砕いて美味しい実を食べなくては! (タツ)

聞きなし(左脳で聞く鳥の声)その③ ウグイス

 聞きなし(左脳で聞く鳥の声)その③ ウグイス  ウグイスは「ホーホケキョ、法華経」若いオスはまだ下手で「ぐぜり」といってぶつぶつととぎれる、春先は酷いが夏には上手になる。  パートナーシップも下手なうちは、予めきめた筈の策略や、コンベンションががたついてしまうことは珍しくもなく、乗り越えていかねばならないのでしょう。 その中でもリダブルは取り扱いを間違うと悲劇的です。パートナーは低い代でかけられたダブルに , 堂々と青色の札( XX) を出したのです。これは雰囲気的にはメイクするつもりなのかな?いやいや遠いところから「レスキュー・レスキュー」と聞こえるような気がします。でもアンビットスーツは4枚しかないし、しかもミニマムなのです。それでも「レスキュー・レスキュー!・レスキュー!!!」 (タツ)

聞きなし(左脳で聞く鳥の声)その② センダイムシクイ

 聞きなし(左脳で聞く鳥の声)その② センダイムシクイ  センダイムシクイの囀りは「焼酎一杯ぐいーっ、鶴千代君―」と夏鳥です。昼間っからどうかと思いますが、聞こえるのだからしょうがない。雀よりも小型で見つけるのは至難の業です。  ブリッジで1 NT ・2 NT ・3 NT のいずれのオープンでもステイマンもジャコビートランスファーも使用可能ですが、2 NT ・3 NT では少しびびります。ジャコビーの場合パートナー同士で「アラート・アラート・アラートカード」と「忘れてないよね!」が鳴り響きます。そんな初心・小心者(勿論、いうまでもなく私も含まれます)もいるのです。 (タツ)

聞きなし(左脳で聞く鳥の声)その① ホトトギス

 聞きなし(左脳で聞く鳥の声) その① ホトトギス  ホトトギスの囀りは「特許許可局、てっぺんかけたか(夕方から夜にかけて)」とお馴染みです。世界中でも鳥は色々に聞こえていことは多いようです。しかし、それを人間の言語として左脳で処理もしているのは、日本人以外では、ポリネシアの人達がいるくらいだそうです。  ブリッジでは、カードで表現されるため、言葉は全くないといっても良いぐらいですが。 私には、色々と聞こえてくるのです。(時に誤っていることあるので大きな声では言えないのですが)それまでパス・パス・パスの連続だったオポーネントなのに、4 S とビッドした途端、赤いカード( X )何気なく出て、その時「ペナルティ・ペナルティダブル」と聞こえてくるのです。 (タツ)

教えてジェミー コントラクトブリッジとは その5 山本五十六元帥

その4 から続く  先日のチャーチルの項で頂いたボンドさん、みかんさん、ミスマープルさんのリクエスト「山本五十六どうなっているの?」に応えて、ジェミーに訊きました。一寸長い回答ですが、断片的な知識がまとまったものになった気がします。残念ながらブリッジそのものに対する直接の名言は無いようですが、彼のブリッジ愛は伝わってきますね。 Q:山本五十六元帥がコントラクトブリッジについて語った言葉を教えて下さい ジェミー: 大のギャンブル好き、そして勝負師として知られる山本五十六元帥(当時は海軍大佐や少将時代など)は、コントラクトブリッジをこよなく愛していました。 彼がブリッジについて語った言葉や、それにまつわる最も有名なエピソードをご紹介します。 ●真珠湾攻撃の成功を祝う短歌への返歌 昭和10年代当時、日本のブリッジ愛好家たちが集まる「日本橋戦協会(ブリッジ=橋、から命名)」というクラブがありました。 1941年(昭和16年)12月の真珠湾攻撃の成功を受け、このクラブから山本五十六元帥へ、ブリッジの最高得点である「グランドスラム(グラスラ)」に掛けたお祝いの短歌が贈られました。 贈られた歌: 「雨風の師走の空も雲晴れて グランドスラム の心地よきかな」 (意味:真珠湾の大勝利は、ブリッジで最高難度のグランドスラムを達成したかのような快挙で、実に気持ちが良い!) これに対し、山本五十六元帥が返した言葉(返歌)が、ブリッジのルールと当時の戦況を完璧に捉えた名言として今も語り継がれています。 山本元帥の返歌: 「グラスラ は、ほど遠けれど リダブリ て ジャストメイキ の心地こそすれ」 この言葉のブリッジ的な意味 当時の日本は、アメリカという巨大な敵を相手に戦争を始めたばかりでした。山本元帥は、この一戦が「簡単な完全勝利(グランドスラム)」などではないことを冷徹に分かっていました。 リダブリて(レッドブル/Redouble): 相手の「ダブル(倍」)に対し、さらに倍のペナルティを賭けて勝負を挑む超高リスクな宣言。 ジャストメイキ(Just Make): 余分なトリックは取れず、宣言通りのギリギリのトリック数で「命からがら契約を達成した」状態。 つまりこの言葉は、「グランドスラム(完全勝利)なんてとんでもない。アメリカという強敵相手に、リダブルがかかったような極限の大勝負を仕...

教えてジェミー ブリッジにおける金言 その3 ビッディング

下の回答にある  The bidding belong to the balanced hands が良く分からなかったので、丁寧に説明してと再質問したところ以下の回答が返ってきました。 ジェミー: 直訳すると「ビッディングはバランスハンドのものだ」となります。 これだけ見ると「バランスハンドの人が主役だ」と誤解しがちなのですが、ブリッジの格言における belongs to は、「(無理な競り合いの末に発生する)ペナルティのスコアは、バランスハンド側のポケットに入る(=損をする)」、あるいは「バランスハンド側は、相手にビッディングを明け渡して(守備に回って)ペナルティを取る側に回るべきだ」という、防衛的な意味で使われます。 一寸ややこしいですが、バランスハンドの時は一歩引いてビッドしなさい(あるいはパス)ということですね。それなら納得。 (ポアロ) ----------------------------------------------------------  Q:コントラクトブリッジにおける金言を教えて ジェミー: 3. ビッディング(競り合い)の金言 パートナーとの情報交換であるビッディングにおける、コミュニケーションの鉄則です。 「フィットがあれば競りかけよ(Support with support)」 意味: パートナーと合計8枚以上のメジャースートの「フィット(噛み合い)」が見つかったなら、少々ポイントが足りなくても強気に競りかける(ビッドを上げる)べきです。フィットの力はポイント数を凌駕することがあります。 「最後の1のビッドは残しておけ(The bidding belong to the balanced hands)」 意味: 手札が平均的なバランスハンド(4-3-3-3など)のときは無理に競り合わず、偏った手札(ディストリビューションハンド)を持つプレイヤーにゲームをコントロールさせる方が安全です。 💡 応用への一言 ブリッジの世界には**「すべての金言には例外がある(Every maxim has its exception)」**という最大の金言もあります。基本はこれらに従いつつ、目の前の手札と場に出てきたカードを正確に数える(カウンティング)ことが、上級者への道です。